今回は、小説家でエッセイストの中村うさぎさんについてご紹介します。
中村うさぎさんは現在、車椅子での生活をしており、ブログで自身の病気の原因について言及したとの噂がありますが、真相はどうなっているのでしょうか。現在の画像とともに中村うさぎさんの近況をお伝えします。
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中村うさぎは現在車いすで生活してるの？
中村うさぎさんに異変が生じたのは2003年のことです。突然体調が悪化し、心配が停止する事態に陥ってしまいました。生死の境をさまよいましたが、何とか一命を取り留め、翌月には意識が回復しました。当初は原因不明とされていましたが、入院した先の病院で行った検査の結果、スティッフパーソン症候群という難病にかかっていることが判明しました。
この症候群は女性に多くみられ、しばしば1型糖尿病、特定の自己免疫疾患、またはホジキンリンパ腫などの特定のがんがある人に起こります。
原因は、自己免疫反応（体が自分の組織を攻撃する抗体を作る反応）である可能性があります。スティッフパーソン症候群では、筋肉の運動を制御する脊髄の神経細胞が、これらの抗体によって攻撃されます。スティッフパーソン症候群の患者の60％には、グルタミン酸脱炭酸酵素という酵素に対する抗体がみられます。
体幹や腹部の筋肉が徐々に硬くなり、肥大します。腕や脚の筋肉も侵されますが、それほど症状はひどくありません。この病気は、治療せずにいると進行して、全身の筋肉のこわばりと身体障害をもたらします。
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現在は、病気による顔や体のふくらみがあるというよりも、ステロイドの投薬治療による副作用で顔が膨らんだり、体がふらついたりすることがあるため、基本的には日常生活のほとんどを車いすで過ごしています。
退院後に行われた記者会見の場で、中村うさぎさんは以下のように語っていました。
飲んでいる薬のせいで食欲旺盛なのよ。体は太るし。今はいつ自分で歩けるようになるかなあって思って、週二回のリハビリ通いを続けているところ。夫にこうして車いすを押してもらうと、ああ夫婦っていいもんだなあって。甘えていますよね。
退院したら、糞尿を垂れ流しでオムツしてる状態。今でもトイレやお風呂は、ヘルパーさんの手伝いがないと行けません。普段の生活も、夫に車いす押してもらわないと。以前は『家庭にセ〇クスは持ち込まない』と言って好きな男に会いにホテルに自由に行ったりしていましたが、今は自由に歩くこともできない。自分の足で歩けるって、うらやましいほどの幸せですよ。
現在は、車いすがなくても生活ができるようになるための歩行訓練（リハビリ）を継続しています。
ここまで読んでいただいた方は、もうすでにお気づきかと思いますが、中村うさぎさんの顔の大きさが激変しています。
中村うさぎさんの顔を巡っては、2002年に行った12か所の整形手術で奥菜恵ばりの「美魔女」に変身したことでも話題を呼びました。
自身が受けた整形手術のことを、ここまで明け透けなく伝えられると、見る側聞く側はスッキリとした気持ちになったことを覚えています。その後の入院生活によって、一時期は太ってしまい、整形手術によって変貌した美魔女っぷりは影を潜めていましたが、また最近、新たな整形手術を受け、美魔女復活を果たしたようです。
一時は繰り返す整形手術に話題が集中したり、病気治療のためステロイドの投薬の影響もありムーンフェイス状態が痛々しかった中村うさぎさん。その後の整形手術でずいぶん元の状態に近いところまで顔の状態は安定したようです。
トークイベント等で見せる姿も、入院前の状態と比べてほとんど違和感がなく、全盛の頃の毒舌っぷりも戻ってきている様子です。
中村うさぎがブログで病気の原因について公表？
中村うさぎさんは、自身のブログで近況を詳細にアップしています。
足が直角にならないということで器具をはめているようすも。早く自分で立って歩けるようになりたいというのが中村うさぎさんの現在の希望のようです。病状は一進一退を続けています。
また、闘病生活が続く中であっても、自身の願望はしっかりともっているようです。
中村うさぎさんはやっぱり買い物に出かけて、ミニスカートにニーハイブーツで歩きたいんだそう。とはいえ、お出かけにいつも夫を突き合わせるのも悪いと思っているのだとか。中村うさぎさんは入院、闘病生活を送るなかで、香港人のゲイと紹介されてきた夫の存在が大きな支えになったことを公言してきました。夫との夫婦関係は当事者にしかわからない不思議な関係ですが、家族として支えあうという点では一般的な夫婦と変わらないもの。しかし買い物要員としてゲイの方を募集しているようです。女性の友人と買い物に出るのは楽しいものの、荷物を持てないのが難点なんだとか。
以下は、中村うさぎさんのブログからの抜粋です。
あのー、働いてないゲイの方で、平日に中村を買い物に連れてってくれる人いませんかー？ 歩くの支えてくれて、荷物も持ってくれて、カフェでお茶とスイーツ付き合ってくれて、そんでもって中村がスパスパとタバコを吸っても気にしない人募集中！
私はゲイではないので、応募しても選ばれることはありませんが、中村うさぎさんと一緒に買い物に行くことができたら、さぞかし楽しいでしょうね。
ちなみに、スティッフパーソン症候群の原因に関する直接的な言及はないものの、病気の原因についてあれこれと気にするのではなく、ただひたすら前を向いて生きていこうと決意したようです。
あたしね、もういつ死ぬかわかんないじゃん？ だから、ひたすら好きなことや楽しいことだけして生きたいの。 ま、とりあえず来年の誕生日までは生きてるつもりだけど。 だから早くひとりで歩けるようになって、自由にどこにでも行ける身体になりたい。
中村うさぎさんが発症したスティッフパーソン症候群は、現在の医療技術では完治が難しい病気とされています。
この病気は自己免疫疾患と考えられており、数種類の自己抗体が原因物質とされている。しかし、抗体が検出されない（陰性の）症例もある。特に重要とされるのはグルタミン酸デカルボキシラーゼに対する自己抗体・抗GAD抗体、抗アンフィフィシン抗体である。
中村うさぎさんの前向きな発信は、多くの患者さんに勇気と元気を与えているのではないでしょうか。
中村うさぎが５時に夢中を降板！理由は病気ではない？
東京メトロポリタンテレビジョン（TOKYO MX）で生放送されている情報番組『5時に夢中!』のコメンテーターを務めていた中村うさぎさんが、同番組を降板した理由を巡っては、かねてから病気が原因ではないかと言われていました。しかし、実際には、降板した理由は病気だけが原因ではなかったようです。
中村うさぎさんが『5時に夢中!』を降板した病気以外の理由とは何だったのでしょうか。
中村うさぎの5時に夢中降板は美保純との仲の悪化？真相は？
中村うさぎさんの降板劇には、女優の美保純さんが関係していたようです。
中村うさぎさんが美保純さんに関して「ポ〇ノあがりのくせに」と罵倒したという噂が流され、それをきっかけでグループまで組んで仲良く共演していた中村うさぎさんと美保純さんに溝が生まれることになったとのこと。
間には番組プロデューサーが、この話を伝聞した役として登場します。中村うさぎさんは「そんなこと言ってない」と言ったそう。2016年1月、中村うさぎさんはブログで5時に夢中降板を宣言。番組スタッフも美保純も許さない！と発言して話題を呼びました。
中村うさぎさんも美保純さんも、歯に衣着せぬ物言いが魅力でもあるのですが、それが悪い方向に作用した状態ですね。
仲良し共演者は仲良しごっこをしていただけ？退院直後のむくんだ状態の中村うさぎさんに対し、美保純さんが本番中に「腹の肉がすごーい！」「顔が真ん丸～」と言われたことで落ち込んだと言っていますね。プロデューサーからは「美保純さんへの職業差別発言をあやまれ」と詰められて、職業差別などしない主義の自分がそんな風に思われていたのだとショックを受けたという内容の発言をしていました。
芸能界での序列を考えれば、プロデューサーが経験豊富な美保純さんの肩をもつのは自然なことですが、共演者はどうなのでしょうか。
中村うさぎと美保純の対立をふかわりょうがブログで？
５時に夢中!の共演者として、中村うさぎさんと美保純さんのやり取りを見ていたふかわりょうさんが、自身のブログで事の経緯を詳細に綴っていました。
この問題について2月11日、MCであるふかわりょうがブログを更新。真相は、美保がスタッフに「話を遮られることや、すべてを下ネタに持って行かれることに違和感を覚えている」と相談。皆がわだかまりなく番組10周年を迎えたいと考えたスタッフが、そのことを中村に伝えに行ったという。しかし、その際、中村が「ポ●ノ女優のくせに」と発言したと、歪曲して伝わったことで、今回の事態が起こったと説明した。
美保純さんから直接中村うさぎさんに話が伝わっていたとすれば、ここまで大きな溝はできなかった可能性があります。
中村うさぎと美保純の溝についてのマツコの反応は？
ふかわりょうさんと同じく、５時に夢中!の共演者であるマツコ・デラックスさんは、今回の中村うさぎさんと美保純さんの騒動に関して直接的な明言はしていませんが、中村うさぎさんは、マツコ・デラックスさんが世に出るきっかけを作った人物でもありますので、マツコ・デラックスさんからすれば、中村うさぎさんは頭が上がらない存在です。
そんなマツコ・デラックスさんは、５時に夢中!のスタッフに対して、このように苦言を呈していました。
『あなたには宿敵がいますか？』というテーマに対し、コメントを求められたマツコは、『宿敵って意味では、ここのスタッフは皆そうよね。9年もやってこんなに成長しない、分かり合えない人たちは初めて会った』とガチ発言していましたから。
中村うさぎさんと美保純さんの騒動を引き起こした原因には、スタッフの対応の甘さがあったと言うことができます。
さて、現在も闘病生活を続けながら、前向きな姿勢で、トークイベント等でも全盛期さながらの毒舌っぷりを披露している中村うさぎさん。１日も早く歩ける状態になって、これまで以上の毒舌っぷりで聴衆を楽しませてほしいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。